精神保健福祉士の仕事に求められるものは 資格をとるための方法や試験内容・難易度も知りたい

HOME>注目記事>精神疾患の方をサポートする仕事につきたい

この仕事に求められるものとは

医者と事務員

ひとことで精神障害といっても、それぞれの人の持つ症状や背景はさまざまです。したがって、精神保健福祉士の仕事はその人の話をじっくり聞いて、気持ちを理解しようという姿勢が求められます。また、障害を持つ人の周囲の状況や社会環境も考慮し、そのうえで今後どういう問題を解決し、より生活がしやすくなるかをサポートしてあげることも必要になります。これらは一気に解決できるというものではないため、状況をみながら粘り強く続けていくことが求められるでしょう。精神疾患を持つ人のなかには、症状の影響や長く入院していたために、コミュニケーションが苦手になっているケースもあります。そこで、どういう希望があるのかをうまく発信できるように寄り添ってあげることも大切です。決して意見を押し付けるのではなく、その人の気持ちや考えを尊重してあげられるかが必要とされます。

受験資格には福祉系大学以外のルートも

男女

精神保健福祉士は国家資格であり、仕事をするためには年に1回おこなわれる試験に合格する必要があります。合格すると資格登録証がもらえますので、そこではじめて精神保健福祉士として仕事をスタートすることができるようになります。試験を受けるためには受験資格があり、4年制の福祉系大学で指定科目を履修し卒業すれば可能です。一般の大学や短大卒業者が受験資格を得たい場合は、一般養成施設を卒業し、短大卒の人はそれに加えて相談援助実務も必要になってきます。

広告募集中